■茶館について■


茶館とは、もともと喫茶を主とした飲食店の総称であり、昔は茶肆、茶楼、茶坊、茶店、茶居などと呼ば れたりもしていた。
喫茶や休憩以外にも、娯楽、情報交換の場としての機能を供えていた。
茶 館には多くの種類が存在している。主に茶を専門に売る野茶館、茶・点心・酒・料理を売る茶酒館、講談を語り太鼓を鳴らしたりする書茶館、客に茶 を出して茶を飲みながら将棋をさす棋茶館、女の芸人が歌を歌う清唱茶社、商人の集会に使われたり職人が集まったりする清茶館、ならず者の集会に議事を提供する茶楼、 素人役者たちが暇つぶしをしたりする票房茶社、季節的な大茶棚、貧しい肉体労働者が一休みする老虎灶や茶炉子などがあり、高級官僚から中産階級や下級労働者、さら には地域のごろつきから裏社会の関係者まで、身分の貴賎や地位の高低などにかかわらず利用されるようになった茶館は、中国の大衆の文化活動の一大拠点と なっていった。